「長野義言と井伊直弼」~激動の時代に命をかけた男たち~
- 内容:
- 江戸時代後期の国学者・長野義言(ながのよしとき)(1815~1862)は、井伊直弼の側近として、また、安政の大獄の端緒を作った人物として知られています。
怖い人物としての印象が強い義言ですが、本居宣長に私淑し、国学の研鑽に励んでいた姿は、あまり知られていません。国学者としての義言は、伊勢や松阪、京都の文化人たちと交流し、その知識や情報を各地に発信していました。そうした義言の様子は、支援者であった松阪の商人・堀内広城のもとへ送られた義言の書簡から読み取ることができます。この書簡には、各地の文化人との交流だけでなく、井伊直弼との交流の様子も記されています。
本講座では、幕末から明治にかけて激動の時代を駆け巡った国学者・長野義言について、伊勢・松阪や井伊直弼との関係を浦野先生にご紹介していただきます。
- 日時:
- 2024/07/04(木) 13:30~15:00
- 講師:
- 浦野 綾子
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 900円 ビジター 1400円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました