「絵巻物」を読む 第2回~「一遍聖絵」公界(くがい) の人々~
- 内容:
- 鎌倉時代、時宗を起した一遍上人の活動を描いた絵巻で一遍上人絵伝又は一遍聖絵といわれています。
一遍の死後10年後に高弟の聖戒が詞書きを書き円伊が絵を描いたもので、当時の資料的価値が高く国宝になっています。
一遍は独自の踊念仏という信仰を生み出し、全国を遊行して貴賤を問わず念仏を通して民衆の教化をしました。
絵伝には活動の様子ばかりではなく、背景の自然描写が美しく描かれ、各地の寺院なども取り入れられ、名所図会的なものともなっています。
公界(くがい)とは私的なことに対する公界で、世間一般つまり庶民の暮らしという意味です。
このリアルな絵伝から神崎先生と共に当時の暮らしをしのんでみましょう。
- 日時:
- 2022/11/15(火) 18:30~20:00
- 講師:
- 神崎 宣武
- 定員:
- 18名
- 料金:
- 会員 1200円 ビジター 1700円 /オンライン講座 1200円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました