倭姫命の御巡行地を訪ねて その7~近世における倭姫命奉祀~
- 内容:
- 大正12年11月5日、倭姫宮が倉田山の地に御鎮座して今年で100周年を迎えました。
14所ある別宮の中で、創祀されたのは極めて新しく、それまでは倭姫命を奉祀したお社は無かったのか、と疑問を呈す人もおられるようです。
江戸時代初期の『二所太神宮参拝儀式』に遙拝として、摂社16座等と共に「倭姫社」の名前がみられ、外宮域外にお祀りされていたことが理解できます。
そしてその奥書によると、少なくとも室町時代中期には、倭姫命をお祀りするお社が神都に存在したと考えられます。
近世初期までの旧街道は小田橋を渡り、すぐ左に曲がり御贄川(勢田川)沿いを北上、簀子橋の横を右に折れ(現在の錦水湯前)、岡崎宮(妙見大菩薩)の南の細い道から隠岡遺跡前に進み、尾部御陵前に出て、古市街道に至る道が古代の
外宮・内宮間の街道であったと思われ、今回は旧街道についても解説いたします。
- 日時:
- 2023/09/14(木) 13:30~15:00
- 講師:
- 音羽 悟
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 900円 ビジター 1400円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました