山岳宗教 ~修験道 山伏の知られざる活動~
- 内容:
- 日本人は古来より、山や木・川や大きな岩を神そのものとして崇めてきました。奈良時代になると道教の入山修行や、仏教の回峰行の影響もあり、山に籠って修行する者が次第に現れてきました。
これらの修行者の中には、山岳修行の結果、諸の霊力を体得し有したという者も多く出てきました。修験道の開祖とされる「役の行者」もその修行者の一人といえます。役の行者を祀る祠(ほこら)も、この三重県南部に多く現在しています。
平安時代になると修験者たちは、密教だけでなく神道・道教の要素も取り入れ独自の作法や呪法を編み出し、全国各地の主要な山岳に、「当山派」「本山派」「羽黒派」「彦山派」など教団が作られました。
宗教面だけでなく、戦や政治にまで参加していく修験道の歴史であまり語られることの無い史実についても世義寺の竹内聖明住職に説明していただきます。
- 日時:
- 2025/03/11(火) 13:30~15:00
- 講師:
- 竹内 聖明
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1000円 ビジター 1500円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎