慶光院上人と遷宮
- 内容:
- 遷宮が中断された時期があったのをご存じですか?実は応仁の乱から戦国時代にかけて120年もの間行われなかったのです。この事態を憂いなんとかしなければと奮い立ったのが僧尼たちです。
まず宇治橋の架け替えが室町時代末におこなわれましたが、流されてしまい、後に慶光院の守悦という尼が再挑戦をして、全国を勧進して架け替えを成功させました。三世の住持清順は宇治橋の架け替えと正遷宮再興のために頑張り、外宮の遷宮を斎行、跡を継いだ四世の周養によって信長、秀吉の支援を受けて、両宮のご遷宮斎行にこぎつけます。
20年に1度のご遷宮は当たり前のことではありません。先人達の努力の跡を辿りたいと思います。
- 日時:
- 2025/08/28(木) 13:30~15:00
- 講師:
- 山中 一孝
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1000円 ビジター 1500円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎