日本の神話⑤ ~古事記を中心として~
- 内容:
- 高天原で乱暴の限りを尽くした須佐之男命はついに天上界を追われ、出雲にたどり着きます。
ここで彼は、娘を大蛇に人身御供として差し出さなければならない老夫婦に出会い、2人はすでに7人の娘を犠牲にし、末娘が最後だと嘆き悲しんで訴えます。そこで須佐之男命は一念発起、「よしきた任せておけ」とばかりに大蛇退治に向かいます。
これが有名な八岐大蛇退治で娘の名は櫛名田比賣、酒に酔わせて大蛇を切り裂き尾を切った時に出てきた太刀を天照大御神に奉ったのが草薙の太刀と伝わります。
その後、櫛名田比賣を得て御殿を建て暮らすのですが、この男結構な女好き、あちこちの他の姫たちとの間に80も及ぶ神を作ります。末っ子があの大国主神、なぜか兄の神々に意地悪ばかりされ3度も死にかけます。
ここであの有名な「大きな袋を肩にかけ、大国様が来かかると…」と童謡でおなじみの稲葉の白兎の話が出てくるのです。さてその真相は?
皆さんも童謡を思い出しながら古事記の出雲編をお聞き下さい。
- 日時:
- 2023/08/25(金) 18:30~20:00
- 講師:
- 山中 一孝
- 定員:
- 18名
- 料金:
- 会員 900円 ビジター 1400円 /オンライン講座 1000円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました