長野義言と井伊直弼②~義言の著作から読み解く二人の関係~
- 内容:
- 江戸時代後期の国学者・長野義言(1815~1862)は、井伊直弼の側近として、また、安政の大獄の端緒を作った人物として知られています。
長野義言と井伊直弼は「主従」としての関係だけではありませんでした。国学を通して、直弼は義言のことを「わが師」と称しています。つまり、義言が師匠、直弼が弟子であり、国学においては、主従関係とは逆の立場だったわけです。政治の面にスポットを当てられることが多い直弼と義言ですが、本来の二人は、国学を通して知り合い、師匠と弟子の関係となりました。国学を学びあう二人は、それぞれの立場を超えて、どのような師弟関係だったのでしょうか。そして、何を目指していたのでしょうか。
今回の講座では、長野義言『玉の緒末分櫛』を中心として、義言の著作から読み取れる井伊直弼との関係について、ご紹介します。
- 日時:
- 2026/02/17(火) 13:30~15:00
- 講師:
- 浦野 綾子
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1000円 ビジター 1500円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎


