「浦月香」を楽しむ
- 内容:
- 「しほがまのうらみなれつる夕けぶり霞の月にいかがみゆらん」
「しほがまのうら風ふくるあきの月いづくは有りともいつは有りとも」 三条西実隆
かつての歌枕の地、宮城県塩竃の浦にあがる春の月と秋の月を詠んだ歌です。
今回は月見をテーマに、しかも霞の月(春)と秋の月を香りで聞き当てて楽しむ組香です。まずは試香(テスト)で、春の月と秋の月の香りを聞いていただき、その香りを覚えていただいたのち、どちらかを抜いて、そこへ塩竃の香りを入れて打ち混ぜます。さて残った香りを聞き当てられるかどうか、お楽しみです。
聞き当てた香りで、「浦月香」の証歌が決まるのです。霞の月か、秋の月か、それぞれの香りを優雅に聞き分けて、お月見を楽しみましょう。
- 日時:
- 2021/10/11(月) 18:30~20:30
- 講師:
- 東 堯霞
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 5300円 ビジター 5800円 (香莚料・食事代・お菓子代含む)
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました