「絵巻物」を読む 第5回・一遍聖絵~神仏が習合の景色~
- 内容:
- 何事のおわしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる
西行法師が『山家集』でうたったように、仏道を歩む僧侶たちも、路傍の祠の前に膝まづいて礼拝をしたものです。
滋賀県大津市にある東寺真言宗の大本山石山寺に伝わる『石山寺縁起』(鎌倉末期)や藤原氏の氏神、春日
神の霊験を描いた『春日権現験記』(鎌倉末期)など、いずれも第一級の文化遺産であり、当時の貴族や庶民の生活も伺える絵巻から、世界の宗教観からは稀なる日本における信仰文化「神仏習合」のはじまりを読み説いてみたい、と思います。
- 日時:
- 2023/04/19(水) 18:30~20:00
- 講師:
- 神崎 宣武
- 定員:
- 18名
- 料金:
- 会員 1200円 ビジター 1700円 /オンライン講座 1200円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました