桑名の刀工・村正

内容：

「妖刀」伝説で知られる村正は、15世紀から16世紀にかけて伊勢桑名で活躍した刀鍛冶です。徳川家康の祖父・父・本人・息子が村正で怪我をしたり、殺されたりしたということから、「徳川家に祟る」という「妖刀」伝説が生まれました。
そのため、江戸時代には忌み嫌われ、芝居や物語のなかでネガティヴなイメージで紹介されてきました。残念ながらいまだにそうしたイメージは色濃く、村正にとっては不本意な時代が続いていると思います。
そこで今回は、村正という刀工に史料・作品面から改めてスポットをあて、少しでも真実の姿に近づければ、と思います。
あわせて、桑名市博物館で開催しております「刀剣幻想曲・再演」の見所も紹介いたします。

日時：

2022/03/16(水) 　13:30～15:00

講師：

杉本 竜　

定員：

20名

料金：

会員 950円　ビジター 1450円

場所：

五十鈴塾右王舎

講座は中止になりました