秋の星見とプラネタリウム紀行
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秋の星空には、秋の大三角やカシオペヤなどの有名な星座が見えています。さらに今年は土星と木星が見えています。晴れたらレーザーで秋の星座をたどったり、望遠鏡で木星や土星をご覧いただきたいと思います。
画像【1】1923年、ドイツ博物館に搬入されたツァイスI型1号機
100年前の1923年10月21日、ドイツ博物館でツァイスI型1号機の試験投影が行われました。この写真はその直前、ドイツ博物館に搬入された時のものです。このプラネタリウムはその後40年近く使われ、現存しています。ドーム内側をスクリーンにしてそこに内側から星空を映し出すという近代プラネタリウムのスタートはこの機器からだったのです。
画像【2】1924年、ドイツイエナ市のツァイス社屋上の16mドームに詰めかける人たち
ドイツ博物館での試験投影が終わり、ツァイスI型1号機はイエナ市にあるカールツァイス社に戻っての改良作業が行われました。ツァイス社は屋上に直径16mのドームを設置し関係者に公開しました。なんと30000人以上の訪問者があったとされています。
画像【3】1925年、ドイツ博物館で一般公開されたツァイスI型プラネタリウム
イエナでの改良とテスト投影の後、1925年5月7日、ドイツ博物館で一般公開が始まりました。「天体が俳優であるステージ」プラネタリウム100周年は、1923年10月21日の試験投影からこの1925年5月7日の一般公開に対してとされ、2023年10月21日から2025年5月7日までの1年半のセレモニーとなります。
10月21日のドイツミュンヘン市とイエナ市での式典に出席します。またドイツ博物館にはプラネタリウム100周年の特別展示が作られています。プラネタリウム生誕の地の最新情報をお話しします。
- 日時:
- 2023/11/29(水) 18:30~20:30
- 講師:
- 毛利 勝廣
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1200円 ビジター 1700円 (和菓子・お茶付き)
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました