「志士たちの死生観」~高杉晋作・坂本龍馬・西郷隆盛~
- 内容:
- 幕末の志士たちといえば、いわば日夜、「白刃」のもとで生きていた人々で、いわば、いつも死と隣り合わせで生きていた人々、といえるでしょう。その点、いまのところ、とりあえず「平和」な社会で、なにげなく暮らしている私たちとは、「生きること」「死ぬこと」に対する考え方が、かなりちがっていたはずです。けれども、「メメント・モリ」という、有名な言葉があります。ラテン語で「死を忘れるな」という意味です。つまり、いまを「よく生きよう」とするなら、人は「死」を忘れてはならない、というのです。それは、たぶん古今東西、すべての人類にあてはまる、大切な戒めの言葉といっていいでしょう。
ですから、いまの私たちが、もしも「よく生きよう」と思うのであれば、死と隣り合わせで生きていた幕末の志士たちから、きわめて多くの大切なことを学べるのではないでしょうか。今回のお話では、有名な高杉晋作、坂本龍馬・西郷隆盛が遺した史料をもとに、三人の死生観を伺います。
- 日時:
- 2025/12/19(金) 13:30~15:00
- 講師:
- 松浦 光修
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1000円 ビジター 1500円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎


