倭姫命の御巡行地を訪ねて その1
- 内容:
- 令和4年は倭姫宮創祀100年の節目の年となります。
この佳年にあたり、シリーズで天照大御神を五十鈴の川上にお祀りされた倭姫命の御聖蹟について考察を巡らせたいと思います。
第1回目は『倭姫命世記』にみられる豊とよすきいりひめのみこと鍬入姫命の御巡行地を辿ります。
同どうしょうきょうでん床共殿として宮中にお祀りされていた天照大御神がはじめて宮外で奉祀されたのは、『日本書紀』によると、第10代崇神天皇の御代です。
大和国の笠縫邑に磯しきのひもろぎ城神籬を立てて御霊代(神鏡)をお祀りされたのですが、それは疫病が蔓延したことが原因のひとつとされています。
世記によれば、豊鍬入姫命は今の丹後地方(宮津)に巡行され、一度大和国に戻られ、和歌山に寄られたあと、岡山にも逗留されています。
そしてまた大和国に戻られて、三輪山の頂で倭姫命にバトンを継がれるのです。何故三地方に出向かれ、二度も大和国にお戻りになられたのでしょうか。
どうも天神・国神の力関係がありそうですが、本講座にてその謎に迫ります。
- 日時:
- 2022/01/21(金) 13:30~15:00
- 講師:
- 音羽 悟
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 900円 ビジター 1400円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は中止になりました