倭姫宮御鎮座100周年
- 内容:
- 伊勢神宮で最も新しいお宮、それが別宮の倭姫宮です。
倭姫命は第11代垂仁天皇の皇女で、今から2000年ほど前に三輪山の麓に祀られていた天照大御神を、最もふさわしい場所にお祀りするようにと朝廷からの命を受けて30年ほど大和、伊賀、淡海、美濃、尾張、伊勢と旅をされました。
五十鈴の川上に来られた時に大御神より、ここがいいと御託宣があり、御鎮座されたと伝わります。
五十鈴の川上に御鎮座されたのちは、神戸や御厨を定め、まさに伊勢神宮の基礎を築かれたのです。
神宮がこの場所にあるのはひとえに倭姫命がいらっしゃればこそと伊勢の市民なら誰しもが思いますが、姫をお祀りするお宮はなかったのです。
これではあんまりと神宮司庁と宇治山田市(当時)は大正4年から国会に請願を繰り返し、10年にやっと創建が認められ、大正12年11月5日現在の場所に御鎮座されたのです。
御鎮座100年にあたり千種先生から倭姫宮と倭姫にまつわるいろいろなお話を伺います。
- 日時:
- 2023/08/29(火) 13:30~15:00
- 講師:
- 千種 清美
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 900円 ビジター 1400円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました