冬の星見と月の話題
- 内容:
- この日は20時ごろ、冬の大三角が南の空に見え、その上に月齢11の月が輝いています。
4月の講座でお話ししました日本の民間企業ispace社の月探査機「HAKUTO-R」は、残念ながら4月26日に着陸に失敗しました。
しかし、JAXAの月着陸実証機SLIMが2023年9月に無事打ち上げられ、2024年1月頃に日本初の月面着陸に挑戦する予定です。
中国は月の裏側に嫦娥4号を着陸させて搭載していたローバーを走らせていますし、インドは世界で4番目の国として8月にチャンドラヤーン3号の月面着陸を成功させています。
今、新たな月ブームが始まっています。
太陽-月-地球と一直線に並び、地球から見て月が太陽を隠すと日食になりますが、来たる4月8日には北米で皆既日食が見られます。
コロナ禍の海外渡航制限も無くなり、久しぶりに条件の良い日食です。この講座の頃でも、日食ツアーの申し込みは可能かと思われますので、その魅力を改めてお伝えするとともに、近くて遠い月の世界をイメージしてみたいと思います。
(写真1枚目)
2月20日20時の星空。
(写真2枚目)
日本の小型月着陸実証機SLIM。2023年9月7日打ち上げ、2024年1月頃に月到着予定。
(写真3枚目)
インドのチャンドラヤーン3号。
(写真4枚目)
2024年4月8日の日食が見られる地域。中央赤線が皆既食帯。(大阪市立科学館提供)
- 日時:
- 2024/02/20(火) 18:30~20:30
- 講師:
- 野田 学
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1200円 ビジター 1700円 (和菓子・お茶付き)
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました