夏の星見と天の川銀河
- 内容:
- 夏の星空には、夏の大三角やさそり座など見どころがたくさんあります。さらにこの夏は宵の明星が見えはじめてきます。
晴れたらレーザーで夏の星座をたどったり、望遠鏡で夏の星雲星団をご覧いただきたいと思います。
最近、コンピューター制御のコンパクトな望遠鏡が手の届きやすい価格になってきています。操作性も良くなってきていますのでご紹介したいと思っています。
七夕のお話に出てくる織姫星(こと座のベガ)や彦星(わし座のアルタイル)、さそり座の心臓の星アンタレスなど、夏の夜空には明るい星が多いです。
これは、夏の宵空で私たちが見上げている方向が、宇宙空間的に星が多い方向を向いているからです。冬の星空にも明るい星が多く、春や秋に少なくなるのも実は同じ理由によります。これは天の川銀河(銀河系)の中での太陽系の位置関係や、地球の自転軸の傾きなどいくつかの組み合わせで起きている現象です。なんとなく見上げるくらいで感じることのできる明るい星の多少が、実は天の川銀河の構造と繋がっているなんて興味深いですね。
講座では写真や図を使いながら、天の川と私たちの太陽系、地球との位置関係をみていきたいと思います。
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※お菓子は講座に合わせて作っていただく五十鈴茶屋の特製菓子です。
- 日時:
- 2024/08/06(火) 18:30~20:30
- 講師:
- 毛利 勝廣
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 1200円 ビジター 1700円 (和菓子・お茶付き)
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました