王朝気分を楽しむ ~紫式部日記絵巻~
- 内容:
- 『源氏物語』の作者、紫式部は平安中期の貴族の娘ですが、詳しい実像は不明です。しかし彼女自身が記した日記の一部が残されており、一条天皇の中宮、彰子(藤原道長の娘)に仕えた日々が知られる貴重な記録となっています。
「紫式部日記絵巻」は約200年後の鎌倉時代初期に、その日記を絵巻にしたもの。彰子や式部、道長をはじめ、大河ドラマに登場する周辺人物などが描かれ大変興味深い内容です。この絵巻を手掛かりに、平安中期以来、貴族に鑑賞された絵巻物の役割、魅力を紐解きます。
参加者の皆様には「紫式部日記絵巻」(モノクロ複製)を実際に手に取り、王朝サロン気分を味わっていただく体験も。小さな画面に込められた豊かな世界に心遊ばせましょう。
- 日時:
- 2024/10/17(木) 13:30~15:00
- 講師:
- 岡野 智子
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 950円 ビジター 1450円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました