神島で地質散歩~カルスト地形など~
- 内容:
- 三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台にもなった神島は伊勢湾口に位置する島です。神島は、わずか面積0.76平方キロメートル、周囲3.9キロメートルの小さな島です。神島の北半分は変成岩、南半分は付加体の岩石でできています。
今回、地質散歩するポイントの中でも、第一に推奨するのが、神島の南端ニワの浜にあるカルスト地形です。カルスト地形は、石灰岩が侵食されて出来たもので、空と海の青、そして白色の石灰岩が織りなす色彩のコントラストが見事な光景を生み、鳥羽市の天然記念物に指定されています。
その他にも、島の西側に位置する古里の浜には、何ともおもしろい光景があり、岩石であるチャートの層が曲がったもの(褶曲)、玄武岩と石灰岩が混ざったメランジュ、浜に打ち上げられた色とりどりの丸い礫が見られます。また、北側には三波川変成岩類の泥質片岩が道路に沿って露出しています。
これらの岩石がつくる光景を、地球の歴史と共に現地で紐解いていく野外講座です。
- 日時:
- 2024/12/15(日) 10:00~16:30
- 講師:
- 津村 善博
- 定員:
- 15名
- 料金:
- 会員 6300円 ビジター 6800円 (乗船代・食事代・保険料含む)
- 場所:
- (集合場所)10:00に鳥羽佐田浜港集合
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