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暮らっしっく日本 五十鈴塾

暮らっしっく日本 五十鈴塾

茶の湯 つれづれ噺

内容:
五十鈴茶屋製の季節のお菓子と共に一盌のお茶を楽しみながら、茶の湯の成立や台子発案の諸説、更に南方録等茶の湯の古典を読み解き、茶の湯の本質について、考えてみましょう。
興味のある方はぜひご受講ください。新しい発見があるかもしれません。
(進み具合など諸事情により講義内容を変更することがあります)
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10月19日(木)「茶の湯の成立」
茶の湯と禅との関係、行基や最澄・空海・栄西の遣唐仏教徒たちによる日本への茶の伝来、道元による禅院茶礼の制定等茶の湯の成立に大きな影響を与えています。
このあたりに焦点を合わせて「茶の湯の成り立ち」について考えてみたいと思います。
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11月16日(木)「点前の最初」
点前が初めて行われたのは、何時頃でしょうか。茶の湯古事談によると後伏見上皇への献茶のとき、赤松貞村が三種極真荘の台子点前を行ったとあります。
また、古伝書によると台子を使った風炉と炉の濃茶と薄茶の両様の点前等々が示されており、点前らしきものが初めて行われたのは何時頃なのか考えてみましょう。
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12月21日(木)「台子発案の諸説」
棚物の始まりは台子からといわれております。村田珠光が「君台観左右帳記」を参考にして台子飾りを考案したという説、また、「茶の湯は台子を持って根本となす」とあります。
その台子飾りには上中下それぞれ8段ずつ合計24段の飾りがあります。台子発案の諸説をいくつか紹介します。
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1月18日(木)「台子の種類と飾り方」
台子には、真台子、及台子、行台子、高麗台子、爪紅台子を五つ台子と称し、ほかにも老松台子、銀杏台子、夕顔台子などがあります。台子飾りには皆具を置く七つ飾りを真として、それぞれに応じて略していくようになっています。
それぞれの飾り方や利休流の台子の点前について紹介します。
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2月15日(木)「古典を読む①」利休、新時代の茶法を披露
利休は、秀吉の前で旧来の格を中心とした「古流」の点茶法とは違った自ら創案した新たな台子の点茶法を披露しました。そのことが、茶話指月集に記されています。どのような
点茶法だったのか、読み解き解説します。
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3月21日(木)「古典を読む②」南方録「茶会の陰と陽」南坊宗啓
茶事に於いて初座が陰の姿で後座が陽の姿であるのが基本であり、これを決めるのは
火相で決める。と南方録「茶会の陰と陽」にかかれています。
古典を読み、茶事の本質についてみなさんと共に考えてみましょう。
日時:
2023/10/19(木)・11/16(木)・12/21(木)・2024/01/18(木)・02/15(木)・03/21(木) 18:30~20:00
講師:
淺沼 宗博 
定員:
20名
料金:
全6回分 会員 9900円 ビジター 12900円 (6回分、茶菓代、材料費含む)
場所:
五十鈴塾左王舎

講座は終了しました