蕭白も見た朝田寺のじぞうさん
- 内容:
- 曾我蕭白は江戸時代中期の絵師です。水墨画の高い技術を持ち、強烈な画風で近年評価が高まっています。
蕭白は伊勢国に2度滞在し、各地の寺などで寄宿しながら絵を残しています。残念ながらその多くは現存していませんが、唯一松阪の朝田寺には、国指定になっている唐獅子図、板戸に描かれた絵、市の文化財指定の唐人物図など10余りの絵が残っています。
朝田寺は空海の作と伝わる国の重要文化財の地蔵菩薩が本尊で、平安時代から続く由緒あるお寺です。
地蔵菩薩は釈尊が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代の衆生を救済することを、釈迦からゆだねられたとされる仏様で大きな慈悲で人々を救うそうです。榎本住職の穏やかな語り口で蕭白とお地蔵さんのお話を伺います。
- 日時:
- 2021/07/12(月) 13:30~15:00
- 講師:
- 榎本 義譲
- 定員:
- 20名
- 料金:
- 会員 850円 ビジター 1350円
- 場所:
- 五十鈴塾右王舎
講座は終了しました