高田本山の涅槃図と国宝を見る

内容：

京都や奈良に匹敵するほどの国宝や重要文化財がたっぷりあるお寺が津にあるのは皆様ご存じですね。そう高田本山専修寺です。
親鸞上人の木像を安置した御影堂は畳の数780畳というものすごさ、快慶作の国の重文、阿弥陀如来がおわす如来堂は華麗な造りに圧倒されます。
御影堂と如来堂を結ぶ通天橋という渡り廊下も重文、正面の山門、左にある唐門も重文、鐘楼も重文など文化財のオンパレードです。
これらを解説していただきながらじっくりと見てまわります。そしてこの時期を選んだのは、仏涅槃図が公開されその解説を聞くことができるからです。
高さ5.5メートル、横4メートルという巨大な涅槃図は天井から吊るされ、美しい色彩と精緻な技で描かれた江戸時代後期の作です。宝台の上に金色に輝くお釈迦様、なぜ金色なのでしょう。宝台の後ろには白い沙羅双樹の木、緑ではなく白 ？ 嘆き悲しむ弟子たち、天からは摩耶夫人が雲に乗って駆け付けてきています。
ありとあらゆる動物たちも争いもせずに集まり、池には水鳥や魚たちまで描かれているのです。動物たちの様子を見ているだけでも発見が次々にあります。
春彼岸の前にお寺に参ると、きっと良いことがありますよ。
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（歩きやすい服装で飲み物、おやつなどお持ちください）

日時：

2022/03/17(木) 　09:45～13:00

講師：

五十鈴塾事務局　

定員：

15名

料金：

会員 3000円　ビジター 3500円 （昼食代･解説料含む）

場所：

（集合場所）9：45に高田本山専修寺 唐門

講座は終了しました