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暮らっしっく日本 五十鈴塾

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倭姫命の御巡行地を訪ねて その3

内容:
今回は元伊勢として知られる瀧原宮を中心にお話しを進めます。
『倭姫命世記』によると、命が天照大神を奉戴して、宮川下流の磯宮をお発ちになり、上流の方にお進みになると、砂をも流す急流の瀬があり困っておられたので、真奈胡神がお出迎えをしてお渡し申し上げました。
そこで命は御瀬社、つまり今の皇大神宮摂社多岐原神社をお定めになりました。
命はさらに真奈胡神の案内により「大河之瀧原之国」という麗しい土地に宇太の大宇禰奈に指示して荒草を刈り取払わせて宮殿を造立されました。『皇太神宮儀式帳』に「天照大神遙宮」、『延喜大神宮式』に「大神遙宮」とあります。
どうして「内宮」とか「大神宮」の遙宮と書かれていないのでしょうか。
このとき並宮も一緒に造立されたのでしょうか。
また真奈胡神、宇太の大宇禰奈とはいったい何者なのでしょうか。
さらに面白いことには、瀧原と丹後との地名が実に似通っていること、瀧原の周囲の江馬山は外宮領であることも注目に値します。
今回はこれらの謎に迫ります。
日時:
2022/10/06(木)  13:30~15:00
講師:
音羽 悟 
定員:
20名
料金:
会員 900円 ビジター 1400円
場所:
五十鈴塾右王舎

講座は終了しました